自宅待機中の子どもの食事のポイント
長期間のお休みで保護者の皆さまは子どもたちの食事や体調管理に気を遣われているのではないでしょうか。家庭でのごはん作り、栄養のバランスが気になりますね。
栄養バランスは1日単位で考えましょう
たんぱく質
無機質(カルシウムなど)
おもに体をつくる
炭水化物
脂質
おもにエネルギーになる
ビタミン
無機質
おもに体の調子を整える
健学社『食育フォーラム』2018年10月号より
きゅうりやトマト、レタスなど洗ってすぐ食べられるものや、カット野菜、レンジで加熱して食べられる冷凍野菜などを利用すると便利です。
家庭では給食に比べて野菜が不足しやすいので、丼ものや麺類の時は具を増やすと良いです。
[例]ラーメンのトッピングにレンジで加熱した野菜、焼き豚、卵を加えるなど
汁物は具だくさんにすることで様々な食品を摂ることができます。乾燥わかめを加えるのも良いですね。
牛乳、ヨーグルト、チーズは調理いらずで手軽にカルシウムが補給できます。小松菜などの緑の野菜や大豆製品にもカルシウムがたくさん含まれています。
おやつは上手に取りましょう!
おやつは生活の楽しみのひとつではありますが、必ずしも、取らなければならないものではありません。おやつは上手に取らないと摂取する栄養に偏りが生じたり、大切な食事がおろそかになったりして、健康を損ないかねません。おやつを取るときは、食べる時間や栄養、量を考えて取るようにしましょう。
時間
食べる時間を決め、食事の前はやめましょう。食事の前に食べると大事な食事が食べられなくなることもあり、1日に必要な栄養が摂れず偏ってしまいます。
栄養
お菓子だけがおやつではありません。普段の食事で不足しがちなカルシウムやビタミン、食物繊維などの栄養素が含まれている牛乳や果物、いもまども利用しましょう。
量
食べ過ぎないよう量を決めてから食べましょう。お菓子の中には砂糖(糖分)やあぶら(脂質)などを多く含むものもあり、取り過ぎは肥満や病気の原因にもなります。
健学社『食育フォーラム』2018年8月号より
学校給食では、健全教育、食育としての学校給食の充実発展を目指し、さまざまな取り組みを行っています。
学校給食を安全かつ円滑に実施するため、学校給食衛生管理基準に基づいた食中毒予防や異物混入防止など共同調理場等の衛生管理の徹底に努めています。
成長期にある子どもたちの心身の健全な発達と健康増進に役立つよう、町が推奨する「りゅうおう健康べジ7チャレンジ」取組の主旨を踏まえつつ、学校給食センターと学校・園とが連携し、栄養バランスのとれた給食はもとより、地域の郷土料理や行事食なども提供しています。
食材や調理方法を工夫し魅力ある新メニューを献立に取り入れています。
地場産物を積極的に取り入れると共に、「あったかごはん」を引き続き提供し、安全で安心なおいしい学校給食づくりを推進しています。
日々の給食指導や学校給食週間の取組、観光振興事業との連携により、生涯を通じた「正しい食事の知識」「望ましい食習慣」「食べ物や食に関わる人々」への感謝の心を育むための食育を推進しています。
学校給食は単なる昼ごはんではありません。以下の7つの目標をもって実施しています。毎日の給食時間は、自分の健康をより充実させていく力と、明るく楽しくともに仲良く生きる力を育てる教育の場となっています。
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