統計の普及と表現技術の研さんを図るため、毎年開かれている同コンクールにおいて、滋賀県内256点の応募があった中から、中学校の生徒の部で、世界中の子どもの教育の現状を調査した齊内愛音(さいうち・のの)さんの作品「世界中の子どもたちに教育を」が特選(滋賀県知事賞)に輝きました。また、小学3・4年生の部で齊内光優(さいうち・こう)さんの作品「みんなで守ろう!!日本の生き物たち」と、小学5・6年生の部で齊内心透(さいうち・みと)さんの作品「プラスチックは地球の敵!?味方!?」が一席に入選し、きょうだいそろっての受賞となりました。さらに、小学3・4年生の部で米田明加(よねだ・はるか)さんの作品「校歌に見えた滋賀の風景」が二席に入選し、生徒・児童4人の快挙にそれぞれ「うれしい!」と喜びをコメントしました。
作品の紹介ページ(滋賀県ホームページ)
11月1日、竜王町教育フォーラム2020が竜王中学校で開催されました。今年は「学校と家庭、そして地域。共にめざそう!竜王っ子の『学ぶ力の向上』」をテーマに、前半は竜王中学校吹奏楽部によるステージや竜中生などをパネラーにパネルディスカッションが行われ、「早寝・早起き・朝ごはん」への取り組みや実践するための工夫などについて生徒たちのリアルな声が伝えられました。後半は、「脳トレ」で有名な川島隆太(かわしま・りゅうた)教授による講演があり、長時間のスマホ使用が子どもの脳と心の発達に重大な影響を与えていることについて触れるとともに、「早寝・早起き・朝ごはん」といった基本的な生活習慣の大切さを強く訴えられました。
今春、竜王町立図書館が開館20周年を迎えたことを記念して、さまざまな記念事業が行われています。10月18日には、現代美術の代表的な手法である「コラージュ」を気軽に楽しんでもらおうと、県立近代美術館からアート博士をお招きし、名画を背景にさまざまな写真を切り貼りするワークショップが開かれました。参加した親子たちは、思い思いの写真や素材を重ね合わせてユニークなオリジナル作品を完成させ、作品は記念に下敷きとしてプレゼントされました。また、10月31には、今年6回目となる絵本づくり教室が開かれ、親子がオリジナルの絵本づくりにチャレンジしました。親子で考えたストーリーに沿って絵を描いたり、貼り絵をしたりして、白紙だった絵本がカラフルに完成!講師に読み聞かせてもらうと、子どもたちは少し恥ずかしそうにしながらも満足そうな笑顔をたくさん見せていました。
8月20日、子どもたちの防災意識を高めようと、災害時を想定した避難所体験などを行う「防災デイキャンプ」が竜王町公民館で行われ、町内の小学生16人が参加しました。同町では毎年一泊二日の「防災キャンプ」を町公民館で開催していましたが、本年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から宿泊を行わない日帰りデイキャンプとして内容を変更して実施。児童たちは、今年から自主避難所に指定されている町公民館での避難所開設に必要なパーテーションの組み立てや簡易部屋作りなどを行い、みんなと協力し助け合って行動することの大切さを学びました。また、近江八幡消防署では本物の救急車や消防車、はしご車を間近に見ながら消防士さんのお話を聞いたり、起震車体験で地震の揺れの怖さを体感したりして災害の怖さや対処すべき行動を学びました。コロナ禍で短い夏休みを迎えるなど異例の夏休みを過ごす子どもたちにとっても良い思い出づくりとなったようです。
新型コロナウイルス感染症の影響により延期されていた「緑の少年団」の入団式が7月18日に竜王町公民館で開かれ、入団した町内24人の小学生が本年度初めての活動を開始しました。緑の少年団とは「緑を愛し、守り育てる」ことを目的に、森林や緑に関する体験学習や奉仕活動などを展開する子どもたちの自主的な団体のことで、活動を通じて子どもたちの郷土心や豊かな心を養います。式後は、標語コンクールへの応募作品を考えたり啓発用看板を作ったり、花壇に苗を植えたりして団員同士の交流を深めました。みんなで竜王町の緑を未来へ引き継いでいきましょう。
7月10日、同学年の親子同士が出会い、さまざまな遊びを楽しむ「学年別ひろば」がオンラインで開催され、7組の親子が参加しました。主催の竜王町社会福祉協議会(町委託)は、コロナ禍でも親子が孤立しないよう、インターネットを通じて、ひろばのスタッフや他の参加者とつながる「オンラインひろば "プチど〜ら"」を5月より実験的に開始し、毎年定員を超す学年別ひろばへも安心して参加してもらえるよう準備を進めてきました。参加者からは、「顔を見て話せるのでより近くに感じます。先生に名前を呼ばれた子どもがすごく喜んで手を振ったりして、今までにない体験ですね」と、楽しい時間を過ごす感想が寄せられています。この日学年別ひろば(1歳児)に参加した親子らも、画面ごしに歌や体操などで交流を楽しみました。まだまだママ・パパ友同士が集う機会は多くありません。そんな皆さんの新しい子育ての味方となる「オンラインひろば」に参加してみませんか。
6月1日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で休校が続いていた町内の学校園が本格的に授業や保育を再開しました。竜王小学校の校門前では、マスク姿で先生や友達との久しぶりの再会を喜ぶ児童や、入学式から2カ月を置いての登校に「緊張する」と話す1年生の姿が見られました。町教育委員会では、今後、子どもたちの様子を見ながら夏休みの短縮などにより、学習の遅れを取り戻す方針とのこと。学校園が再開されたとはいえ、コロナ禍は完全に終息してはいません。さまざまな制限がある中で、これまでとは違う学校生活を送ることになる子どもたちを、大人たちが見守り、支えていきましょう
コマツキャブテック株式会社様からモバイル型ロボットが寄贈されました
3月24日、毎年町内にある学校園の教育設備の充実に貢献されているコマツキャブテック株式会社様(薬師)から、今年もプログラミング学習用モバイル型ロボット「ロボホン」2台を寄贈いただきました。見た目も愛らしい「ロボホン」は、対話や歩行などのさまざまなプログラミングによるコミュニケーションが可能な小型ロボットで、楽しく遊ぶ感覚でプログラミング学習ができる優れもの。昨年の2台と合わせて計4台のロボホンを保管する同町教育委員会では、本年度から始まる「プログラミング教育」の必修化に合わせ、小学校の算数や総合学習の時間などで活用していきます。同社の坂東取締役社長は「来年も子どもたちの教育環境の充実のため貢献したい」と約束し、甲津教育長は「子どもたちが楽しんで学べる教材で大変ありがたい。教科の学びを深めるために、まずは教師向けの研究会などで活用したい」と謝辞を述べるとともに感謝状を贈呈しました。
全国的に卒業シーズンを迎える3月、竜王町内の学校園においても卒園・卒業式を迎える子どもたちが思い出と希望を胸に学び舎を巣立ちました。今年は町立全小中学校・幼稚園で新型コロナウイルス感染症の予防策を徹底し、在校生や来賓の出席など規模を縮小して挙行。同月14日の竜王中学校では、卒業生はマスク姿で入場、在校生の送辞が代表1名と異例の卒業式でありながらも、卒業生は晴れ晴れとした表情で「卒業できて良かった」などと友人らと写真を撮るなどして別れを惜しんでいました。皆さん、ご卒業おめでとうございます!
竜王西小学校6年生の大原 妃(おおはら ひめ)さんが、「第42回全国ジュニア英語スピーチコンテスト・ファイナル」に出場し、奨励賞を受賞しました。全国約1300名の応募者の中から一次、二次審査を通過し、ファイナルに残ったわずか23名(小学生15名・中学生8名)の中からの入賞で、昨年に続く連覇を果たされました。昨年、「中学生になったら姉妹都市の米国スーセー・マリー市に行きたい」と夢を語られていた大原さんも今年春には中学校へ進学され、その夢が叶うチャンスも広がります。このたびの受賞を自信に変え、どんどん夢をかなえてくださいね!英語教育に力を入れている竜王町では、これからも世界へ羽ばたく子どもたちを応援しています!
竜王町では就学前から中学までの一貫した英語教育の充実を図るため、子ども英語スピーチ大会の開催や姉妹都市であるスーセ―マリー市との中学生派遣・受入事業の実施、英語検定料の補助のほか、小学3年生からの「小学英語科」において文字指導や発音指導を先進的に行うなど、グローバル化に対応した英語教育を推進しています。英語教育ページ
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