12月6日、竜王西小学校の体育館で、人権学習の一環として「人権教室」が開かれ、同小学校の4年生65人が、アイマスクでの歩行とパラリンピック公式種目のブラインドサッカーを体験しました。これは、視覚障がいへの理解とパラスポーツへの親しみを醸成することを目的に実施されたもので、県内では初めての開催となるもの。歩行体験では、アイマスクを付け、白い杖(白杖:はくじょう)をついた視覚障がい者役と介助者役の2人一組が、互いに声を掛け合い、足元を確認しながら床に敷かれたマットを乗り越えたり障害物に見立てた机と机の間を歩いたりして、普段なら簡単にできる動作に悪戦苦闘しました。ブラインドサッカー体験では、アイマスクを付けた視覚障がい者役のキッカーとゴールを誘導する人(健常者)の2人一組が、言葉でコミュニケーションを取りながらサッカーに挑戦。視覚障がい者と健常者が力を合わせてプレーすることの大切さや分かりやすい言葉で伝える方法を学びました。体験後、児童たちは「目が見えないことの大変さが分かった」、「プレーは慣れると面白かった」とパラスポーツへの興味関心がわいた声や、「視覚障がいの人を助けてあげたい」、「声を掛けてあげることが大切」と、目が見えないことの不便さを体感し、視覚障がい者への理解をよりいっそう深めた機会となりました。
(公益財団法人)統計情報研究開発センターと総務省が主催する「第65回統計グラフ全国コンクール」で、滋賀県代表として出品した竜王西小学校2年生の齊内心透(さいうち みと)さんが、見事入選されました。「ありさん ごちそうを みのがすな!」と題された齊内さんの作品は、アリが好きな食べ物や好む色を、アリの巣の前で時間を決めて実験した結果をグラフに表したもので、全国2万6447点の応募があった中から選ばれました。齊内さんは「アリが何を食べるのか気になって、調べようと思いました。あめが一番好きかなと思ったけど、野菜も大好きなんだなと分かりました」とアリの生態についても知ることができました。また、「画用紙を切ったり貼ったり見やすくすることが大変でした。賞状をもらったときは、とてうれしかったです」と受賞の喜びを話しました。全国での入選、おめでとうございます! ⇒齊内さんの受賞作品(JPEG)
「平成29年度滋賀県学校歯科保健優良校」の表彰が行われ、竜王西幼稚園が「優秀校」竜王幼稚園と竜王小学校・竜王西小学校が「奨励校」に選ばれました。かつて、竜王町は滋賀県で一番むし歯が多かったまちでしたが、学校園と竜王町国民健康保険歯科診療所が連携して歯科保健活動に取り組んだことが成果を上げ、平成17年度からは「滋賀県で一番むし歯が少ないまち」になりました。竜王っ子の健康は、町にとっても宝物。これからも子どもたちの歯の健康を守るため、学校歯科医による歯科検診や町歯科保健センターによる指導を続けていきます。
9月から10月にかけて、竜王中学校の生徒が、海外(米国ミシガン州スーセー・マリー市)と竜王町で、それぞれ校外体験活動を行いました。スーセー・マリー市では使節団として派遣された15名の生徒が、現地の人たちと友情を深めながら、アメリカの社会や文化を学びました。一方、竜王町内では「チャレンジウィーク」として2年生の生徒が、様々な事業所で職場体験学習をしました。体験をした生徒からは「充実していて楽しかった」「仕事は大変だったけどやりがいがあった」という声が聞かれ、学びの成果を感じさせるような様子が見られました。
8月27日、竜王町公民館で、平成29年度「第7回竜王町子ども英語スピーチ大会」を開催しました。この大会は、児童生徒の外国語(英語)に対する興味・関心を高め、英語で表現することの楽しさと喜びを表現する場として毎年開催し、今年度で第7回を迎えました。第1回目と比べて、スピーチ力は年々レベルアップし、参加した児童生徒たちは、発音や声の抑揚だけでなく、表情や体を使って伝えようとする熱のこもった姿勢を見せるなど、より豊かな表現力を発揮しました。
特に小学生のスピーチ力に目を見張るほどの伸びが感じられるなど、英語によるコミュニケーション能力の向上に対する熱心な指導と、子どもたちのひたむきな努力が実を結んだ大会となりました。
7月に行われた中体連夏季総合体育大会滋賀県大会において、水泳競技では竜王中学校の森口照太(もりぐちしょうた)さん(3年)が100m・200m背泳ぎで優勝、また男子ソフトテニス・ダブルスでは同中学校の鈴木豪泰(すずきこうた)さん(3年)・玉尾陸杜さん(たまおりくと)(3年)組がベスト8と善戦し、それぞれ8月に京都府で開かれた中体連近畿大会への出場を果たしました。8月3日に竜王町役場で開かれた壮行会で西田町長は、「皆さんの活躍をうれしく思う。練習の成果を存分に発揮してほしい!」と激励。これに対し、選手たちは力強い笑顔を見せて応えました。各大会で選手たちは、仲間や地域の声援を力に渾身のプレーで奮闘し、全力を尽くしました。
8月18、19日一泊二日で、竜王町公民館を中心に、子どもたちの防災意識を高めるため、災害時を想定した共同生活などを体験する「竜王町公民館『防災キャンプ』」を開催しました。当日は、町内の小学4年生から6年生21人が参加し、消防活動や段ボールを使った部屋作り、応急対応から炊き出しにいたるまで、災害時に必要な様々な体験をしました。参加した子どもたちは、体験を通して、災害が起こったときにやるべきことや、周囲の人たちと協力し助け合って行動することの大切さを学びました。
8月19日、竜王町立図書館で、「としょかんの工作教室『はらぺこがえる』」が行われました。牛乳パックを使って、パックンとチョウに飛びつくおもちゃを作るというもので、参加した子どもたちは、作り方の説明に熱心に耳を傾け、夢中で作業をしていました。最後に色とりどりの折り紙を貼り付け、カラフルに完成したはらぺこがえるにみんなニッコリ。夏休みの楽しい体験になりましたね!
8月10日、竜王町保健センターで開催された「こどもひろば」で、今年も恒例の流しそうめんが行われました。
この流しそうめんは、町内の60歳代の男性を中心としてボランティア活動をされている「菜の花グループ」によるもので、この日は約20組の親子が参加し、お腹いっぱいそうめんを食べました。
子どもたちは少しずつそうめんをつかむコツを身に付け、お椀いっぱいになったそうめんを頬張っていました。中には「普段はこんなに食べないのに、今日はたくさん食べてくれました」とわが子の食べっぷりの良さに驚くお母さんも。
菜の花グループの皆さんは、暑い中にもかかわらず、熱いそうめんをゆがきながら、「子どもたちに喜んでもらえることがうれしい」と、始終笑顔で子どもたちと触れ合っていました。この日は、福祉委員会を中心に、ボランティアを体験中の竜王中学校の生徒2名も参加しており、お手伝いや子どものお世話に大活躍!子どもたちにも引っ張りだこで、「とても楽しい」とはつらつとしていました。
今夏は他にも3回の流しそうめんをされる菜の花グループ。地域の癒しに一役も二役もかっておられます。今後もよろしくお願いします!
美松台では、子どもの居場所づくりの一つとして、小学生を対象に美松台コミュニティホールで「ふれあいクラブ」を開催されています。今年度で10年目の開催となるこのクラブは、民生委員児童委員・自治会が中心となって、スタッフとして毎年参加されている方と地域のボランティア(中学生・高校生・大学生・保護者・シニア)の協力の下、子どもたちが楽しく安全に過ごす場を提供されています。今年は、1年生から6年生まで約80名の参加希望者があり、勉強や遊び、掃除当番まで、みんなで協力し合って楽しんで過ごしています。参加している子どもたちからは、「たくさんの友だちと遊べて楽しい。でも、勉強の時間が長いかな」としっかり勉強もしている様子も伺え、ボランティアの方からは「子どもたちと触れ合えて楽しい。子どもたちから顔を覚えてもらって、よく声をかけられます」「これに参加することで子どもから高齢者までつながりができた」と喜びの声があがっています。
7月16日、竜王町公民館ホールで社会福祉協議会主催の子育て講演会「ミュージックケア講座 パパも一緒に体を動かそう!!」が開催されました。ミュージック・ケアとは、だれもが、どこでも、いつでも楽しめる音楽療法で情緒の安定や身体機能・発達の促進などさまざまな効果があるといわれています。この日は宇野保子先生(ミュージック・ケアワーカー)の指導により、ダンス、ベビーマッサージ、バルーンなど、約30組の親子が音楽に合わせて体を動かし、楽しいひと時を過ごしました。みんなの顔は終始、笑顔!笑顔!「音楽に合わせるとこんなに楽しいんですね」とパパ・ママもにこにこでした。 保健センターにおいても、年齢別子育て教室でミュージック・ケアを取り入れています。ぜひ、一度体験してみてください。
6月18日、彦根市民体育センターで第30回カロム日本選手権大会が開かれ、県内外から参加した5歳~89歳の約700人が年齢別に対戦し、竜王小学校区の学童保育所「まつぼっくり児童クラブ」に通う木村健琉さんと德本凌己さん(3年生)が、ダブルス小学生以下の部で準優勝を勝ち取りました。まつぼっくり児童クラブでは、児童たちの遊びの中にカロムを取り入れたことで、カロムに夢中になる児童が増えたのだとか。德本さんと木村さんもそのうちの二人で、両親にお願いしてカロム台を購入してもらい、自宅でも練習に励んだ結果、今大会で見事、全国2位の成績を収めました。
※ カロムとは、四角い盤の上で円筒形の駒を手の指で弾き、盤の四隅にあるポケットに落として勝敗を決めるボードゲームのこと。明治時代に全国的に普及され、現在では彦根市とその周辺でしか遊ばれていないそうです。
町内の小学生が所属する「竜王野球スポーツ少年団」が、7月に開催された近畿大会において優勝し、18年ぶりの全国大会出場への切符を手にしました。また、竜王町を拠点に中学生が所属する「竜王ジャガース」が、6月に開催された近畿大会において優勝し、全国大会への出場が決定しました。日々の厳しい練習を積み重ねてきた子どもたちは、個々の能力を発揮できるよう、チーム一丸となって試合に挑みます。皆さんの応援、よろしくお願いします。
キャプテンコメント『応援してくださる皆さんの思いに答えるため、一試合一試合を大切に活躍できるようがんばります!』
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